生命保険 節税目的でオススメの保険

マイナー外科医です。前回は生命保険の節税効果について投稿しました。保険料をたくさんかけても、思ったほどの節税にはならなかったと思います。

効果的に節税するには年間56000~80000円程度の掛金がベストです。

では、節税分を利息扱いにして、解約時に保険の掛金を返してもらう。つまり保険を利息のよい預金として活用することは可能でしょうか?

答えは、基本的にはムリ、です。中途解約での返戻金が掛金より少なくなることがほとんどだからです。ひどい場合は60%程度しか戻ってこない場合も。その他諸々手数料だの取られるから実際はもっと少なくなります。

ただ解約返戻金が100%であれば、生命保険控除分お得になります。そんな保険はない?いや常に100%以上の、夢のような、ウソのような保険があるんです。

オススメの保険 明治安田生命『自分の積立』

死亡時の保障はいらない、という人にはオススメの保険です。医者じゃなくても、サラリーマンであれば是非検討してください。明治安田生命さんからバックマージン貰ったりなんかしてません。欲しいですけど。

手軽な積立保険「明治安田生命じぶんの積立」|明治安田生命
「明治安田生命じぶんの積立」。毎月5,000円から始められ、全期間を通じて既払込保険料以上の金額が受取れる、手軽な積立保険です。

上記の明治安田生命のHPによると以下のような特徴があります。

①毎月5000~20000円の掛金を5年積立、保険期間は10年

1口5000円、最大4口まで加入できます。5年間は保険料を支払い、更にその後5年間は支払いはなく10年目に満期となります。1口加入なら30万円の積立、満期で30.9万円です。

控除が使えるのは最初の5年間だけで、後半の5年間は控除枠を使おうと思えば別の保険を探す必要があります。

窓口の方に相談したところ、確認5年後にまた別枠(最大年4口まで)で加入は可能とのことです。上手くいけばずっと生命保険控除枠が使えることになりますね。

ただし、「この保険は数年後申込自体ストップしているかもしれません。会社としてはあまり利益にはならないので・・。」とのこと。

②いつ解約しても100%以上の返戻金、満期時(10年)は最大103%

これほんと凄い。ただの貯金。節税考えなくても、銀行預金より高いんです。

積立期間の5年間は100%の返戻金で、以後は10年目に3%になるよう漸増していきます。

万が一災害、所定の感染症(新型コロナはどうなんでしょう?)などで死亡した場合は、支払った金額の110%が保険金として支払われます。5000円支払ったら時点なら5500円。十分な保障にはならないですが、マイナスではないですからね。以下は実話です。

マイナー「今月もし僕が地震で死んだら、保険金5500円下りるから足しにして。」

妻「少なっ!!!無理っ!!

③医師の診察不要

これ地味に大きいです。マイナー外科医はやや脂肪過多ですが内臓は元気で検査では何も異常ありません。

が、30、40代になれば意外と疾患が見つかる人多いです。自分より若い医者でも何人か脂質異常症(高コレステロール血症)、高尿酸血症、脂肪肝等で治療してますからね。

保険診療を受けた情報は5年間登録されていて、いざ保険に入るとき保険料が高くなったり、そもそも入れなかったりします。嘘をついて加入すれば、後々バレて契約違反となり取り消しとなるためやめておきましょうね。普通に犯罪レベルです。

あと、同期の医者に処方してもらったりしてる人は要注意。本当に必要であれば問題ありませんが、中には美容目的にビタミン製剤を保険で処方している医者も。ひどい時は慢性心不全の病名を付けてコエンザイムQ10を処方していた奴も・・・。さすがに上司、総務部等からかなり厳しく罰せられてましたが。

その点この保険は医師診察不要、どんな健康状態の方でも加入できます。ほんと、保険というよりは貯金です。

節税枠の範囲内で加入しましょう

年間80000円の節税枠を最大限に活用するためには1口加入、年60000円が1番効果的です。

もしどうしても保障の多い生命保険に入りたい場合は、残り2万円までの保険料で加入を考えてはいかかでしょうか。ネット型保険の掛け捨てタイプであれば何個も候補が見つかります。

貯蓄や運用もするような、何しているかわからない保険は検討しないほうがいいですよ。手数料がバカ高いものや、万が一のお金が必要な時返戻金が極端に低かったり、そもそも運用がマイナスだったり(外貨変額保険に多い)・・。

実際の【お得度】は?

1口5000円、年間60000円支払として、会社員に多い所得税率20%、勤務医に多い所得税率33%で考えてみます。住民税率はどちらも一律10%です。新制度で計算しています。

所得税控除額

年間の支払保険料等控除額
20,000円以下支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超一律40,000円

住民税控除額

年間の支払保険料等控除額
12,000円以下支払保険料等の全額
12,000円超 32,000円以下支払保険料等×1/2+6,000円
32,000円超 56,000円以下支払保険料等×1/4+14,000円
56,000円超一律28,000円

所得税率20%の場合

60000円の掛金⇒35000円×20%の所得税控除、28000円×10%の住民税控除

年間9800円のお得。ただし積立の5年間のみ。

所得税率33%の場合

60000円の掛金⇒35000円×33%の所得税控除、28000円×10%の住民税控除

年間14350円のお得。ただし積立の5年間のみ。

実に支払った掛金の16.4~23.9%が数年後戻ってきます。そう考えると大変お得じゃないでしょうか。

ただし、この数字は単純に利回りに置き換えられません。もし元本保証、利率20%前後ならあの「投資の神」ウォーレン・バフェットに匹敵する恐ろしい金融商品です。

積立期間の5年間しか控除は使えませんし、満期は10年で掛金金額の3%しか(銀行よりすごいですが)つかず、何より複利ではありません

複利を考慮して、節税効果を含めた本当の利回りを計算するとなると、IRR(内部収益率)というのを計算しないといけませんが、説明が難しい(マイナー外科医の説明力では無理)です。エクセルの関数で計算します。説明を知りたい場合はネットで「IRR 内部収益率」と検索してください・・・。

5年積立し10年後満期(返戻金103%)で受け取るとなると、所得税率が20%、33%の場合それぞれ年率3.00%4.39%の利回りとなります。先ほどの数字と比べて大きく下がりますが、元本割れしない金融商品と考えるとまあまあ高い利回りではないでしょうか。

ちなみに5年積立し5年後に解約(返戻金100%)で受け取ると・・・

それぞれ年率8.93%13.7%の利回りです。恐ろしい。何回も繰り返すと嫌な顔されそうですけどね。まあ保険会社がその利息を払っているわけではないのですが。

まとめ

もし生命保険に入っていないのであれば、明治安田生命『自分の積立』はオススメです。加入してもその後しつこい勧誘とかも一切ありませんでしたし、ご検討ください。

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