毎月1万円の配当金を得るには資産がいくら必要?

マイナー外科医です。梅雨が終わっていきなりめっちゃ暑い。20分弱の自転車通勤していますが見事な日焼けです。日焼け止め塗りたくってるんですけどね。

突然ですが配当金って素晴らしいですよね??マイナー外科医は基本的に高配当株投資を好んでいます。

グロース株のキャピタルゲインも好きですけどね。ただ損切り、利確がどうも自分の性格上上手くできない。それより配当金を出すという、自動で利益確定してくれる高配当株が好きなんです。

何より毎月入金される配当金の計算をするのが楽しみで仕方がありません。年初に今年入金されるであろう額を予想するんですが、それより多く配当金が入金されるともう・・・。感激!!今年はコロナの影響で微増に留まっていますがそれでも幸せです。

今日は毎月1万円の配当金を増やすに必要な資産を計算してみます。

配当利回り5%の場合

毎月1万円、つまり年間12万円だから、下記のように計算します。

12万円 ÷ (5/100) = 240万円

簡単でしたか?でも実際は配当金から税金が引かれます。投資の神様バフェットが配当金を嫌う理由ですね。

日本株:所得税15%および復興特別所得税0.315%、住民税5%⇒20.315%徴収

配当金は手取り79.685%

米国株:米国内で課税10%され、さらに20.315%徴収⇒28.2835%徴収

配当金は手取り71.7165%

※米国分の課税に関して、所得税を払っている方は外国税額控除制度を利用して確定申告で後から還付されます。

簡単にするため、それぞれ日本株80%、米国株72%、つまり5%の利回りがそれぞれ0.8倍、0.72倍になるとして計算してみます。

ちなみに、復興特別所得税は2037年までの期限付の税金ですが、間違いなく名前と税率を変えて存続します。というより災害大国日本において、復興が必要でない地域はない。

日本株12万円 ÷ (5×0.8/100)  = 300万円

米国株:12万円 ÷ (5×0.72/100) = 333万円

・・かなり増えちゃいましたね。米国株に至っては100万円近くの増加です。

配当利回り1%、3%、10%の場合

同様に計算してみます。

  • 1%の場合

日本株:12万円 ÷ (1×0.8/100)  = 1500万円

米国株:12万円 ÷ (1×0.72/100) = 1667万円

  • 3%の場合

日本株:12万円 ÷ (3×0.8/100)  = 500万円

米国株:12万円 ÷ (3×0.72/100) = 556万円

  • 10%の場合

日本株:12万円 ÷ (10×0.8/100)  = 150万円

米国株:12万円 ÷ (10×0.72/100) = 167万円

当然ですが配当利回りによって大幅に必要な資産が変わってきます。アップル(APPL)、マイクロソフト(MSFT)は2020年8月現在1%強程度。いわゆる高配当株なら利回り3~5%以上は欲しいところ。ちなみにエイリス・キャピタル(ARCC)なら10%前後と恐ろしい高配当株。

毎月1万円の配当金を得るのはなかなか厳しい

上記計算のように、毎月1万円の配当金を貰うのって凄く厳しい道のりなんです。年間数百万円投資してようやくもらえる金額。

マイナー外科医は高配当株やETFを組み合わせ、5%程度になるようなポートフォリオを組んで、先ほどの計算のように、毎年1万円増やすために月25万・年300万以上を投資するようにしています。

なら毎月30万円もらえるようになるためには、配当利回り5%の株に毎年300万以上投資しても30年後になるのでしょうか。

答えはNOです。理由は大きく2つです。

配当金が増える仕組み

①増配

利益を生み続けている株式会社の配当金には増配があるからです。特に米国株は数十年にわたり減配なく配当金を増やしていってくれる会社が数多くあります。

米国市場を代表する企業群(S&P500)全体でみれば、約6%前後の増配率です。 複利で計算すれば約12年で配当金は2倍になりま(※72の法則)

72の法則・・お金が2倍になるまでの金利と年数の関係を表した近似式3%なら72÷3%=24年、8%なら72÷8%=9年。

もちろん企業成績が振るわなければ、減配、最悪無配転落もあり得ます。コロナ禍で減配した企業は銀行、石油産業等で多くありますね。一方でリーマンショック等を乗り越え増配を続ける企業も米国には沢山ありますので、それらに投資をするのがベターです。

②配当金再投資

貰った配当金を使わずに再投資することにより、配当金で買った株がさらに配当金を生み出します。増配と同じく最初は少ない増加にとどまりますが、こちらも複利が効きますので年数が経過するにつれて恐ろしい増加となります。

配当金増加の1例

実際は減配や無配、再投資のタイミングやまた株価の変動によって大幅に変わります。あくまでわかりやすく、です。エクセル使って計算しましたが間違ってないはず。

ケース① 追加投資なし

  • 初年度300万円投資
  • 株価は最初1000円、つまり3000株購入
  • 配当金は最初税引後5%、増配率も税引後5%の銘柄(群)
  • 株価は年5%成長
  • 配当金は全て年末に再投資
  • 株価、購入株数は小数点以下切り捨て
  • 1株あたりの配当金は小数点3桁以下切り捨て
  • 追加投資なし⇒1前年の配当金が軍資金
ケース①年初の軍資金株価株数1株当たり配当金配当金年末資産
1年目300000010003000501500003150000
2年目15000010603141531664733495933
3年目1664731123328956.181847763878323
4年目1847761190344459.552050904303450
5年目2050901261360663.122276104774776
6年目2276101336377666.92526145297350
7年目2526141416395470.912803785879242
8年目2803781500414075.163111626521162
9年目3111621590433579.663453267237976
10年目3453261685453984.433832278031442
11年目3832271786475389.494253458914203
12年目4253451893497794.854720689893529
13年目47206820065212100.5452401410979286
14年目52401421265458106.5758165912185367
15年目58165922535716112.9664567913523827
16年目64567923885986119.7371670315011271
17年目71670325316269126.9179559816662437
18年目79559826826565134.5288312318490453
19年目88312328426875142.5998030620519056
20年目98030630127200151.14108820822774608
21年目108820831927540160.2120790825275588
22年目120790833837897169.81134098928056540
23年目134098935858271179.99148869731140232
24年目148869738008662190.78165253634568136
25年目165253640289072202.22183453938376555
26年目183453942699501214.35203653942596308
27年目203653945259951227.21226096647289241
28年目2260966479610422240.84251003452493946
29年目2510034508310915255.29278649058267435
30年目2786490538711432270.6309349964677683

追加投資無ければ配当金が2倍超になるまで9年、10倍超になるまで24年かかりますね。

これは最初の投資額を変更しても同じなので、最初の配当金が1万円になるような投資額なら、24年後に10万円超になるということです。

ケース② 追加投資あり

毎年初年度と同じ金額を追加投資する場合。マイナー外科医の現状の方針に近いです。

  • 初年度300万円投資
  • 株価は最初1000円、つまり3000株購入
  • 配当金は最初税引後5%、増配率も税引後5%の銘柄(群)
  • 株価は年5%成長
  • 配当金は全て年末に再投資
  • 株価、購入株数は小数点以下切り捨て
  • 1株あたりの配当金は小数点3桁以下切り捨て
  • 追加投資300万円/年⇒300万円+前年の配当金が軍資金
ケース①年初の軍資金株価株数1株当たり配当金配当金年末資産
1年目300000010003000501500003150000
2年目315000010605971533164636645723
3年目33164631123892456.1850135010523002
4年目350135011901186659.5570662014827160
5年目370662012611480563.1293449119603596
6年目393449113361774966.9118740824900072
7年目418740814162070670.91146826230787958
8年目446826215002368475.16178008937306089
9年目478008915902669079.66212612544563225
10年目512612516852973284.43251027252608692
11年目551027217863281789.49293679361547955
12年目593679318933595394.85341014271469171
13年目6410142200639148100.54393593982466827
14年目6935939212642410106.57451963394683293
15年目7519633225345747112.965167581108235572
16年目8167581238849167119.735886764123297560
17年目8886764253152678126.916685364140013382
18年目9685364268256289134.527571996158539094
19年目10571996284260008142.598556540179099276
20年目11556540301263844151.149649382201947510
21年目12649382319267806160.210862521227299273
22年目13862521338371903169.8112209848255457697
23年目15209848358576145179.9913705338286685163
24年目16705338380080541190.7815365611321421411
25年目18365611402885100202.2217208922359991722
26年目20208922426989833214.3519255703402752780
27年目22255703452594751227.2121528374450276649
28年目24528374479699865240.8424051486503004026
29年目270514865083105186255.2926852933561513371
30年目298529335387110727270.629962726626449075

初期投資と同じ額で追加投資をしていくと、配当金が2倍になるのはもちろん2年目、10倍超になるまで8年目と大幅に短縮されます。さらに長期で継続すると、20倍超、40倍超、80倍超、100倍超になるのはそれぞれ12年目、17年目、22年目、24年目となります。

注目してほしいのは、12年目で配当金が300万円を超えています。追加投資以上の額ですね。

追加投資なしだと24年経過で10倍、ありだと100倍凄い差です。

もちろん、実際の生活では様々なイベントがあり同じ額の追加投資を継続するのはかなり困難かもしれません。ただ可能な限り、なるべく早い段階で追加投資をしていくと10年、20年後には大幅に資産が増える可能性があります。

なお、これは楽観的なパターンでの比較ですので、株価の低成長・低増配、もしくは株価マイナスなどいろいろなパターンも今後検討してみます。

まとめ

長期的に成長していであろう経済に投資すれば、配当金は雪だるま式に増加してきます。早く配当金を増やして経済的な自由を達成したいですね。

まずは目標毎月1万円。可能ならそれを5万円、10万円と増やしていきましょう。

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