あなたが引退できるのはいつ?

マイナー外科医です。人生100年時代と言われています。実際95歳を超えるご高齢の方は男性でも4人に1人であり、今後も寿命が延びていくことが予想されるため今働いている方が100歳まで生きるのは決して珍しいことではなくなってくると思います。

たださすがに亡くなる直前まで今のように働くことは難しいと思います。というより直前までは働きたくはないですよね??

もし100歳まで生きるとし、資産運用せず銀行に貯蓄だけするとしたら、いったい何歳で我々は仕事から引退できるんでしょうか。

問題① 平均的サラリーマン

30歳 独身サラリーマン

貯金 200万円

年収 400万円(30歳~退職まで)

生活費+税金 350万円

退職金 2000万円(退職時)

年金 168万円(退職~)

上記は30歳前半サラリーマンの全国平均です(2017年賃金構造基本統計調査、厚生年金保険・国民年金事業の概況、就労条件総合調査結果の概要等)。貯蓄は月5万、年60万程度されているようです。

簡単にするためにインフレ、デフレなどが起こらず、これから給料、生活費も変動せず、また収入から生活費を除いた全てを貯蓄に回すと仮定します。

この条件で100歳時に貯金が0円以上にあるためには何(X)歳まで仕事を継続する必要があるかということですが・・。大雑把に以下の式で計算できますね。

100歳までの支出<100歳までの収入

支出:生活費 350万×70年

収入:貯金 200万円、退職金 2000万円、給料 400万×(X-30)、年金 168万×(100-X)

X>75.4!!

75歳以上まで働く必要があります。もちろん収入・支出も大幅に変わるし、退職後所得税などの税金は大きく減るのでこの通りではないでしょうが。この計算では預金・貯金の利息を無視していますしね。ただ利息が大幅に上昇することは今のところ考えられません。

また収支がプラスにもマイナスにも動く可能性はあります。そしてそれは大多数の日本人にとってマイナスである可能性(増税、年金減少、75歳まで同じ給料で働けない・・etc)が高いと思います。

結婚して共働きになればもう少し楽にはなるでしょうが、いずれにしても貯蓄だけでは高齢まで働き続けるか、もしくは生活レベルを落とす必要があります。

問題② 一般的な勤務医

次に医者などの高額所得者で考えてみます。こちらの数字は適当にしてみました。

30歳 独身 勤務医

貯金 1000万円

年収 1200万円(30歳~退職まで)

生活費+税金 800万円

退職金 2000万円(退職時)

年金 227万円(退職~)

100歳までの支出<100歳までの収入

支出:生活費 800万×70年

収入:貯金 1000万円、退職金 2000万円、給料 1200万×(X-30)、年金 227万×(100-X)

X>68.1!!

高収入で、毎年400万円貯蓄できたとしても68歳まで働く必要があるということです。年収が高くても年金はある程度のところで上限がきてしまいますので、現在と同じ生活を続けようと思えば長く働かないといけません。

個人的に68歳で今と同じ仕事ができる自信はまったくないです。どう考えても体力、視力、新しい技術の習得スピード、情報処理能力の全てが衰えていると思います。当直なんてとても無理ですね。

医者であれば楽なバイトもありますが・・数十年先も同じ待遇のバイトがあるとは限りません。どちらかといえば10年先にでも割のいいバイトは少なくなっていると思います。

まとめ

投資せず、貯蓄だけでこれからの人生を過ごすのはちょっと現実的ではなさそうです。皆さんも若いうちから積極的に投資信託、株式投資などの資産運用を行って、ゆとりのある老後を迎えられるよう一緒に頑張りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました